馬券術政治騎手名鑑2015 集団的自衛権 (2014/12/20) 樋野 竜司&政治騎手WEBスタッフチーム 価格：￥ 1,860 （税込）　通常配送料無料 馬券術政治騎手名鑑2015 集団的自衛権 – 商品詳細を見る 日本競馬の現状を憂いつつ馬券で儲ける大特集。即使える騎手120人の馬券的適性評価。

【商品の説明】
年末年始のロングランシリーズとなっている『馬券術政治騎手名鑑』の最新2015年度版。今回は「日本競馬の現状を憂いつつ馬券で儲ける大特集」。競馬界の利権構造を暴くヒノジャーナルが第1章、馬券直結の情報&データがシリーズ史上最大ボリュームの120人(JRA、地方、外国人)ジョッキー名鑑が第2章、非社台系の無印良駿馬主+若手・中堅騎手で儲ける方法が第3章。この3章構成でお届けします。短期ではない通年免許取得に王手がかかった外国人騎手×日本人騎手、有力馬を回し合う騎手エージェントなど、本書でしか読めない情報が満載!

出版社からのコメント
毎度毎度、騎手名鑑(今回は120人)はフルボリューム。ヒノチックな騎手ウオッチングの他、最新情報が満載。例えば12月14日の中山競馬で、1日6勝の荒稼ぎをした北村宏騎手。その原動力となっているものも、本書にハッキリ書かれています。特に40~80位の中堅・若手・マイナー騎手、この層が一番穴をあけるのですが、その攻略法もバッチリ。例えば、高配当の使者こと国分優作騎手は…………すいません、この後は本書にてご確認ください。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
樋野/竜司
1973年島根県出身。月刊誌「競馬最強の法則」2002年11月号の「TVパドック万券術」でデビュー。その後も同誌に「騎手キャラ」「無印良駿」など斬新な馬券術を次々に発表。04年8月号から「政治騎手」連載開始(現在は「ジョッキー四十八手」)。著書に「馬券術政治騎手名鑑」シリーズ、『無印良駿』、『ヒノ玉馬券術一撃必殺之書』(魚津玉吉と共著、競馬ベスト新書)。

【目次】
初めて「政治騎手シリーズ」を読まれる方へ 「政治力」の分類
第1章 ヒノ・ジャーナル2015~騎手・エージェント・厩舎・馬主・生産者――この利権構造を知らずして馬券は獲れない 競馬界の「集団的自衛権」を斬る!
第2章 日本人騎手×外国人騎手、世代交代の波…2015年は何かが変わる! 怖いもの知らずの政治騎手120人名鑑
第3章 無印良駿オーナー+中堅&若手騎手=万馬券! 走っても走っても人気にならない馬で大儲けする方法
あとがき 「政治騎手」のキーワード解説

【登録情報】
単行本: 272ページ
出版社: ベストセラーズ (2014/12/20)
言語: 日本語
ISBN-10: 4584136076
ISBN-13: 978-4584136072
発売日： 2014/12/20
商品パッケージの寸法: 18.6 x 13 x 2.6 cm
【カスタマーレビュー】
なかなかの読み応えがあって面白い
もはや、定番過ぎるほど定番の騎手本。現状ではこの本が一番騎手に特化している。
過去に騎手名鑑みたくデータを網羅した本が出ていたが、２年かそこらで発行が途絶えている。
この本が毎年版を更新しているということは、それだけニーズがあるということだろう。
早速読んでみたら・・・なかなかの読み応え。なかなか面白い。なるほどと頷くようなことばかり。
いい馬はエージェント内もしくは協力体制にあるエージェント同士で融通し合って、外のエージェントに流出させないとか。
説得力ある文章が並んでいる。メインはもちろん騎手名鑑。
政治力の高い騎手がリーディング上位に並んでいる。
今年エージェントが大プッシュしている戸崎騎手を筆頭に、岩田・浜中・福永・北村宏・蛯名・川田・・・
いい馬に乗れるというのは何にも増して最大の利点。技術力にそんなに差がないのならば、後は戦略力の高さか。
全国リーディングを取った戸崎騎手にはお手馬でのＧ１勝利がない。
今年取ったＧ１は最後の有馬記念のみ。Ｇ１を勝てる馬に乗ってきて、この成績はいいのか悪いのか？
福永騎手は青い鳥個人の感想だが、この本を読んだ上でも妙に勝負弱い。
今年も読みどころ満載。ただし、今年はこれでも不完全らしい。
巻末のあとがきで、書き切れなかったことに「若手とベテランの戦い」とある。
気が早いが、来年出す版ではぜひこの書き切れなかったことにも言及してほしいねえ。

異色の内容
毎年定番の本。昨年と大きく違うのはよりエージェント制度の解説を増やし、騎手の技術云々はほとんど解説しなくなったことである。ヒノ氏は「エージェントの実力こそすべて」と考えており、小原・中村軍団に属さない騎手はリーディング上位には来れないとしている。反面、どんなに腕が良くてもエージェントが貧弱だと勝てないとしている。これは間違いない事実であろう。実際、ヒノ氏は戸崎などリーディング上位騎手に対して批判である。騎手批判やエージェント批判をここまで展開する競馬関係者は珍しいのでそれだけでも貴重である。驚きの情報としては、エージェント批判の急先鋒の藤田が２０１４年はエージェントをつけて乗り鞍を増やしていたことだろう。これまでの言動を否定する行動をしているのだから、どういう心境の変化があったのだろうか？その他注目点としては、ヒノ氏は岩田や外人などのラフプレーに肯定的な見解を持っているようであることである。弱い馬を勝たせるには仕方ないとしているのだろうが、連中は普通に乗っても勝てる馬でもラフプレーをしていると思うのだが・・・いろいろ勘案しても競馬関係者の本としては異色の内容なのでぜひ読んでほしい。また、取材ソースは全く示されないので内容が本当かどうかもよく考えながら読むべきだと思う、文句なく星５つ！

馬券本としても使えそう
内容については先にレビューした方々の通りなので別の事を書きます。
３/２が誕生日の二本柳騎手は３/２に開催があれば勝つ、開催がない場合は誕生日の近い日の開催日に勝つ？みたいな事が書かれていました。今年は２/２８、３/１で合計４鞍騎乗し２勝！人気サイドだったので大儲けとはいきませんでしたが本の通りになりました。他の騎手についても狙って面白い条件の時は馬券圏内に来る事がありました。読み物としても面白いし馬券本としても使えそうです。実は2014年版も購入したのですが少し読んで、「馬券本としては使えそうにない」と思いすぐ売ってしまいました。今年の様にちゃんとじっくり読むべきでした。自分には毎年買っている定番本が何冊かあるのですがこの本もその１冊になりそうです。