前走の着順に注目
過去10年の3着以内馬30頭中26頭は、前走の着順が「8着以内」だった。一方、前走で「9着以下」に敗れていた馬は優勝例がなく、連対率1.5%、3着内率6.1%にとどまっている。なお、前走の着順が「9着以下」だった馬の中で3着以内に入った4頭は、いずれも東京・芝コースで行われた重賞で3着以内に入った経験がある馬だった。
【前走着順】
前走重賞
1着 (1-1-1-2)
2着 (1-1-2-6)
3着 (0-0-0-3)
4着 (1-0-0-7)
5着 (0-0-0-10)
6〜9着(4-3-1-20)
10以下(0-0-2-36)
前走OP特別
1着 (1-0-0-7)
2着 (1-1-1-3)
3着 (1-0-1-4)
4着 (0-0-0-1)
5着 (0-0-0-4)
6〜9着(0-0-1-12)
10以下(0-0-0-15)
前走1600万下
1着 (0-3-1-9)
2着 (0-0-0-0)
3着 (0-0-0-1)
4着 (0-0-0-0)
5着 (0-0-0-0)
6〜9着(0-0-0-1)
10以下(0-0-0-0)
若い馬が好成績
過去10年の年齢別成績を調べると、「4歳」馬が3着内率37.1%と優秀な好走率をマークしている。一方、「7歳以上」の馬は連対例がない。基本的には若い世代の馬が活躍するレースと言えそうだ。
【馬齢】
3歳 (0-0-0-1)
4歳 (6-4-3-22)17.1% 28.6% 37.1%
5歳 (3-4-1-43) 5.9% 13.7% 15.7%
6歳 (1-2-2-38) 2.3% 6.8% 11.4%
7歳上(0-0-4-39) 0.0% 0.0% 9.3%
中心は4〜5歳馬。7歳以上に連対馬なし。
△7歳以上(0-0-4-39)
⇒ゲシュタルト、ノーステア、フルアクセル、ペルーサ
逃げ馬や先行馬は割り引き
2008年以降の過去7年において、前走がJRAの平地競走で、そのレースの4コーナーを「6番手以内」で通過していた馬は優勝例がなかった。該当馬は連対率5.3%、3着内率7.9%にとどまっている。2007年以前は前走で先行した馬も健闘していたが、近年の傾向を重視するなら、先行力の高さを生かすタイプは評価を下げるべきだろう。
【脚質】
逃げ(0-2-0-8)
先行(6-3-5-24)
差し(4-3-4-67)
追込(0-2-1-45)
最後の直線は長いので逃げ切りは難しく、極端な追い込みは届いていない。中団からの先行・差しが中心。
ここ5年は内枠が優勢
2010年以降過去5年の3着以内馬15頭中13頭は、「1~4枠」の馬だった。一方、「5~8枠」の馬は優勝例がなく、3着内率も4.3%にとどまっている。2009年以前は外めの枠に入った馬も活躍していたが、近年は内めの枠に入った馬が優勢。
【枠】
1枠(4-1-2-12)
2枠(1-0-3-15)
3枠(2-1-1-16)
4枠(1-3-0-16)
5枠(0-0-0-20)
6枠(1-1-2-16)
7枠(1-2-1-23)
8枠(0-2-1-26)
前走の着順や位置取りなどがポイント
過去5年の優勝馬5頭は、いずれも前走の着順が「8着以内」で、そのレースの4コーナーを「7番手以下」で通過していた。また、この5頭は「5歳以下」だった点や、エプソムCでの枠番が「1~3枠」だった点も共通している。
【前走着順】
前走重賞
1着 (1-1-1-2)
2着 (1-1-2-6)
3着 (0-0-0-3)
4着 (1-0-0-7)
5着 (0-0-0-10)
6〜9着(4-3-1-20)
10以下(0-0-2-36)
前走OP特別
1着 (1-0-0-7)
2着 (1-1-1-3)
3着 (1-0-1-4)
4着 (0-0-0-1)
5着 (0-0-0-4)
6〜9着(0-0-1-12)
10以下(0-0-0-15)
前走1600万下
1着 (0-3-1-9)
2着 (0-0-0-0)
3着 (0-0-0-1)
4着 (0-0-0-0)
5着 (0-0-0-0)
6〜9着(0-0-0-1)
10以下(0-0-0-0)
【前走人気】
前走重賞だった馬は(7-5-6-84)。人気サイドの好走が中心。
○前走重賞だった馬で当日3番人気以内(4-3-2-6)
×前走重賞で10番人気以下(0-0-3-33)
⇒アーデント、マイネルホウオウ、ユールシンギング
前走OP特別ローテは(3-1-3-47)。前走3着以内だった馬が良い傾向。
×前走OP特別で4着以下(0-0-1-32)
⇒ゲシュタルト、ノーステア、フルアクセル、ペルーサ
【ポイント】
波乱もけっこうあるエプソムCだが、大穴が食い込むのは3着で、7歳以上の馬がよく馬券に絡んでいる。
個人的予想
◎ サトノアラジン
○ エイシンヒカリ
▲ フルーキー
☆ ディサイファ
△ ヒラボクディープ
△ ノーステア
△ フェスティヴタロー
■マーメイドSデータ分析(※データは過去8年)
【人気】
1番人気 (2-0-1-5)
2番人気 (2-0-2-4)
3番人気 (1-0-0-7)
4番人気 (0-1-1-6)
5番人気 (0-1-1-6)
6番人気 (0-0-1-7)
7〜9人 (2-2-0-20)
10人以下(1-4-2-32)
【馬齢】
3歳 (0-0-0-3) 0.0% 0.0% 0.0%
4歳 (2-0-4-27) 6.1% 6.1% 18.2%
5歳 (4-5-3-43) 7.3% 16.4% 21.8%
6歳 (2-3-1-10)12.5% 31.3% 37.5%
7歳上(0-0-0-4) 0.0% 0.0% 0.0%
7番人気以下の好走が非常に多く、波乱の多い重賞。
穴馬でも4歳馬は7番人気以下で(0-0-0-12)と馬券絡みなし。
活躍しているのは5歳馬、6歳馬。
×4歳馬で当日7番人気以下(0-0-0-12)
【所属】
美浦(0-3-1-27) 0.0% 9.1% 12.9%
栗東(8-5-7-60) 10.0% 16.3% 25.0%
所属別で見ると、関西馬優勢。
関東馬は勝ち馬は出ていないが、2〜3着に軽ハンデの穴馬が来ることも。54kg以上は(0-0-0-10)。
【枠】
1枠(1-0-0-9)
2枠(0-1-1-8)
3枠(1-0-0-12)
4枠(0-2-3-9)
5枠(1-1-2-12)
6枠(3-0-1-12)
7枠(0-3-0-13)
8枠(2-1-1-12)
【脚質】
逃げ(1-3-0-4)
先行(1-2-1-26)
差し(5-2-4-33)
追込(1-1-3-24)
阪神芝2000mは、内回りを使用するコース。
コーナー4つで極端にペースは早くならないので先行馬は残りやすく、追い込みは決まりにくい。
個人的予想
◎ イリュミナンス
○ リラヴァティ
▲ マリアライト
☆ パワースポット
△ ウインプリメーラ
△ アースライズ
△ カノン
△ アドマイヤギャラン
前走での位置取りがポイント
過去10年の出走馬の中で、前走がJRAのレースだった馬のうち、そのレースの4コーナーを「3番手以内」で通過していた馬は、3着内率8.3%と苦戦している。ちなみに、該当馬延べ36頭のうち、単勝2番人気以内の支持を集めていた馬は5頭いたが、いずれも4着以下に敗れている。先行タイプの馬は過信禁物と見るべきだろう。
一方、同じく過去10年の出走馬の中で、前走がJRAのレースだった馬のうち、そのレースで出走メンバー中「2位以内」の上がり3ハロンタイム(推定)をマークしていた馬は、3着内率30.4%と優秀な好走率をマークしている。前走のレース内容を比較する際は“末脚の鋭さ”に注目したい。
近年は左回りのGI に実績のある馬が好成績
過去4年の3着以内馬12頭中8頭は、JRAの左回りの競馬場で行われた牝馬限定を除くGI・JpnI で3着以内に入った経験がある馬だった。一方、その経験がなかった馬は優勝例がなく、3着内率も9.5%にとどまっている。近年の傾向を重視するなら、今回と同じ左回りの競馬場で行われた牡牝混合のGI で、上位に入った経験がある馬を高く評価したい。
左回りのレースで実績のある馬が有力
過去4年の優勝馬4頭は、いずれも前走で左回りの競馬場のレースに出走して4着以内に入っていた。また、この4頭はJRAの左回りの競馬場で行われた牝馬限定を除くGI・JpnI で3着以内に入った経験があった点も共通している。前走が右回りの競馬場だった馬や、左回りのビッグレースで好走した経験がない馬は、評価を下げるべきかもしれない。
JRA 今週の注目レース(第65回 安田記念(GI)) より記事引用
安田記念は古馬(実績馬)が比較的活躍するレースで、人気薄も時々絡んできます。
また、近年の安田記念はスピード能力が必要で、近年の東京競馬は2010年から去年の不良馬場を除き、1分31秒台の決着。2011年においても1分32秒0。ほぼ31秒台の決着が続いています。新興勢力以外の古馬がこの安田記念で急激に持ち時計を短縮できるとは考えづらく、過去の持ち時計をチェックすることも必要です。
古馬の東京1600m持ち時計(1分31秒台)
1.31.6 ダノンシャーク
1.31.9 ケイアイエレガント
1.31.9 サクラゴスペル
1.31.9 リアルインパクト
この中で、実績があるのに人気のなさそうな馬は、「サクラゴスペル」と「ケイアイエレガント」
紐には押さえておいても良いかもしれません。
個人的予想
◎ ヴァンセンヌ
○ フィエロ
▲ サクラゴスペル
☆ ダノンシャーク
△ ミッキーアイル
△ モーリス
△ サンライズメジャー
△ ダイワマッジョーレ
△ リアルインパクト
△ ケイアイエレガント
△ レッドアリオン
■1番人気は(6-2-0-2)で、連対8度と堅実。
相手には度々穴馬が3着内に来ており、波乱傾向。
ただし、単勝オッズ50倍以上の大穴は(0-0-0-45)。
1番人気で、単勝オッズ2.9倍以内(4-2-0-0)
■馬齢別では4~5歳馬が中心に活躍。7歳以上は苦戦傾向。
4歳馬 アズマシャトル、
5歳馬 エーティータラント、マジェスティハーツ、ラブリーデイ
■馬券になった4頭は、重賞連対のある実力馬。
重賞連対のある実力馬
アズマシャトル、エアソミュール、クランモンタナ、グランデッツァ、トウケイヘイロー、
マジェスティハーツ、メイショウナルト、ラブリーデイ、レッドデイヴィス
■前走重賞だった馬が中心で、前走OP特別、1600万下は連対なし。
前走10番人気以下は(0-3-0-37)。
前走10番人気以下
クランモンタナ、メイショウナルト
■休み明けでもOK。だたし、半年以上の長欠明けは(0-0-3-16)で連対なし。
また、間隔2週以内は(0-0-0-9)と苦戦。
注;逃げ馬に注目
2005年以降に阪神競馬場・芝2000mで行われた2・3歳限定を除く重賞(計30レース)における、4コーナーの通過順別成績を調べると、「先頭」で通過していた馬が6頭優勝し、勝率20.0%、3着内率43.3%と上位の数値をマークしている。
個人的予想
◎ 10,ラブリーデイ
○ 03,エアソミュール
▲ 01,グランデッツァ
☆ 04,アズマシャトル
△ 02,レッドデイヴィス
△ 06,マジェスティハーツ
△ 05,トウケイヘイロー
過去2走が同一競馬場だった馬が優勢
過去10年の出走馬が、過去2走でどこの競馬場に出走していたかを調べてみると、過去2走とも「同じ競馬場」のレースだった馬が、「異なる競馬場」のレースに出走していた馬を好走率で上回っている。ちなみに、過去2走が「異なる競馬場」だった馬で優勝した3頭は、いずれもその2レースを勝利していた。
▼該当馬
サトノラーゼン、コメート、レーヴミストラル、ベルラップ、サトノクラウン、リアルスティール、キタサンブラック、タガノエスプレッソ
内寄りの馬番が優勢
▼該当馬
1番、サトノラーゼン
前々走の着順をチェック
過去10年の出走馬の前々走の着順を調べると、優勝馬10頭すべてが前々走で「1~2着」に入っていた。また、優勝馬10頭は、いずれも前々走で「GII・JpnII」または「GIII・JpnIII」に出走していた。世代の頂点を決める一戦だけに、既にある程度の実績を残している馬たちばかりが出走してくるが、前々走のレースと着順にも注目しておきたいところだ。
▼該当馬(前々走が重賞のみ)
ミュゼエイリアン、サトノクラウン、リアルスティール、ドゥラメンテ、キタサンブラック、タガノエスプレッソ
JRA 今週の注目レース(東京優駿(第82回 日本ダービー)) より記事引用
★上位人気が強いCコース。対照的に人気薄は全体的にイマイチな成績。
3番人気以内[5-6-2-14]で連対率40.7%
ふたケタ人気馬は[0-1-1-77]で複勝率わずか2.5%。
★内枠有利の傾向がコース全体よりも強まる。今週はとくに要注意!
2004年以降、馬番1番が4勝。3番以内の馬が7勝。内枠、なかでも最内枠が有利。
★差し優勢なのは不変も先行勢が粘る確率はアップ。前残りが要警戒。
コース全体では差し脚質が信頼度トップだが、Cコースに限定したデータでは、先行脚質の信頼度がもっとも高くなる。つまり「内枠から先行できる馬」の期待値が、コース全体よりも格段に高いということ。
★騎手の乗り替わりは大幅な割引材料。連対候補は継続騎乗の前走上位人気馬。
連対馬のほとんどが「継続騎乗×前走上位人気」という条件を満たしている。ただし、3着のヒモに関しては話が別で、こちらは「継続騎乗×前走人気薄」や「乗り替わり×前走3番人気以内」の馬のほうが狙い目。
個人的予想
◎ 14,ドゥラメンテ
○ 13,リアルスティール
▲ 07,レーヴミストラル
☆ 01,サトノラーゼン 穴馬(絶好の1番枠。ただし道悪は苦手、良馬場なら)
☆ 15,ミュゼスルタン 穴馬(NHKマイルC3着も上がりは最速)
△ 11,サトノクラウン
△ 02,タンタアレグリア
——–雨馬場の場合追加するかも—————-
注 10,ミュゼエイリアン(雨馬場なら重い芝が得意の血統)
注 16,スピリッツミノル 穴馬(道悪なら前残りの可能性あり)
前走が桜花賞だった馬が断然
前走のレース別に成績をまとめてみると、過去10年の連対馬20頭のうち14頭は、前走が「桜花賞」だった。その他では、「フローラS」組から8頭の3着以内馬が出ているが、優勝したのは2010年のサンテミリオン(アパパネと1着同着)だけとなっている。また、「スイートピーS]、「忘れな草賞」組からもそれぞれ優勝馬が1頭ずつ出ているが、全体的にみると「桜花賞」組が断然と言えるだろう。次に、前走が「桜花賞」だった76頭を対象に、桜花賞での着順別に成績をチェックすると、該当馬の中で3着以内に入った18頭中15頭は、桜花賞で4着以内に入っていた。好走率を見ても、「4着以内」だった馬は「5着以下」だった馬を大きく上回っている。桜花賞での着順が上位だった馬ほど好成績を残す傾向にあるようだ。
重賞で2、3着に入ったことがある馬に注目
過去10年のオークスでは「同年3月以降の重賞で2、3着に入ったことがある」という馬が、2007年を除いたすべての年で連対している。今年も3月以降に重賞で上位を争った経験のある馬が出走してきたら、注目してみるのも面白いだろう。
3走前までに単勝2番人気で勝利したことがある馬が5連勝中
過去5年のオークスでは、「3走前までに単勝2番人気で勝利」したことのある馬が優勝を飾っている(2010年にアパパネと1着同着となったサンテミリオンは該当せず)。今年もそういう成績を残している馬が出走してきたら、マークしておくことをおすすめしたい。
JRA 今週の注目レース(優駿牝馬(第76回 オークス) より記事引用
内枠有利・外枠不利の傾向
脚質的には、圧倒的に差し優勢(勝率、連対率、複勝率のどれも差し脚質がトップ)
ただし、先週のヴィクトリアマイルの結果を考えると内枠の先行勢も要注意。
2010年以降のオークスで産駒が3頭以上馬券になった種牡馬はディープインパクトとゼンノロブロイ。
▼ゼンノロブロイ産駒
2011年、2着:サンテミリオン
2011年、3着:アグネスワルツ
2014年、3着:バウンスシャッセ
⇒ 今年の該当馬;ペルフィカ
▼ディープインパクト産駒(過去のオークスで馬券になったディープ産駒はすべて前走桜花賞かフローラSで連対)
2012年、1着:ジェンティルドンナ
2012年、2着:ヴィルシーナ
2013年、2着:エバーブロッサム
2013年、3着:デニムアンドルビー
2014年、2着:ハープスター
⇒ 今年の該当馬;クルミナル
▼過去の母父ヌレイエフ系の出走馬は3頭のみ(連対率100%)
・フサイチパンドラ(2006年、3着)母父;Nureyev
・ピュアブリーゼ(2011年、2着)母父;パントレセレブル(父;Nureyev)
・ヌーヴォレコルト(2014年、1着)母父;スピニングワールド(父;Nureyev)
ちなみに
・デニムアンドルビー(母母父;Nureyev)
・ヴィルシーナ(母母父;Nureyev)
今年、出走予定のヌレイエフ系の出走馬
・ミッキークイーン(母父父父;Nureyev)
3走前までに単勝2番人気で勝利したことがある馬が5連勝中
今年の該当馬
・シングウィズジョイ(前走;フローラS、前々走;君子蘭賞)
・クイーンズリング(3走前;菜の花賞)
・キャットコイン(前々走;クイーンC)
・コンテッサトゥーレ(3走前;紅梅S)
・ペルフィカ(3走前;こぶし賞)
・ルージュバック(3走前;百日草特別)
注:ディアマイダーリン(ハーツクライ産駒)
2走前のフラワーCで、アルビアーノと僅差(着差0.2)のレース
フローラSでシングウィズジョイと(着差0.0)の2着
東京コース(2,1,0,0)と実績あり
個人的予想
◎ 10,ミッキークイーン(父ディープインパクト、母父Gold Away )
○ 17,クルミナル(父ディープインパクト、母父キャンディストライプス)
▲ 05,シングウィズジョイ(父マンハッタンカフェ、母父シンボリクリスエス)
☆ 06,クイーンズリング(父マンハッタンカフェ、母父アナバー)
△ 04,ココロノアイ(父ステイゴールド、母父デインヒル)
△ 07,キャットコイン(父ステイゴールド、母父ストームキャット)
△ 14,ルージュバック(父マンハッタンカフェ、母父オーサムアゲイン)
△ 01,レッツゴードンキ(父キングカメハメハ、母父マーベラスサンデー)
△ 18,ディアマイダーリン(父ハーツクライ、母父Kingmambo)
2005年
1着:シーザリオ 1人気 父;スペシャルウィーク 母;キロフプリミエール 母父;Sadler’s Wells
2着:エアメサイア 2人気 父;サンデーサイレンス 母;エアデジャヴー 母父;ノーザンテースト
3着:ディアデラノビア 3人気 父;サンデーサイレンス 母;ポトリザリス 母父;Potrillazo
2006年
1着:カワカミプリンセス 3人気 父;キングヘイロー 母;タカノセクレタリー 母父;Seattle Slew
2着:フサイチパンドラ 5人気 父;サンデーサイレンス 母;ロッタレース 母父;Nureyev
3着:アサヒライジング 7人気 父;ロイヤルタッチ 母;アサヒマーキュリー 母父;ミナガワマンナ
2007年
1着:ローブデコルテ 5人気 父;Cozzene 母;Color of Gold 母父;Seeking the Gold
2着:ベッラレイア 1人気 父;ナリタトップロード 母;マリスターII 母父;Baldski
3着:ラブカーナ 8人気 父;オース 母;カーナII 母父;Caerleon
2008年
1着:トールポピー 4人気 父;ジャングルポケット 母;アドマイヤサンデー 母父;サンデーサイレンス
2着:エフティマイア 13人気 父;フジキセキ 母;カツラドライバー 母父;ニホンピロウイナー
3着:レジネッタ 5人気 父;フレンチデピュティ 母;アスペンリーフ 母父;サンデーサイレンス
2009年
1着:ブエナビスタ 1人気 父;スペシャルウィーク 母;ビワハイジ 母父;Caerleon
2着:レッドディザイア 2人気 父;マンハッタンカフェ 母;グレイトサンライズ 母父;Caerleon
3着:ジェルミナル 4人気 父;アグネスタキオン 母;オンブルリジェール 母父;Double Bed
2010年
1着:アパパネ 1人気 父;キングカメハメハ 母;ソルティビッド 母父;Salt Lake
2着:サンテミリオン 5人気 父;ゼンノロブロイ 母;モテック 母父;ラストタイクーン
3着:アグネスワルツ 8人気 父;ゼンノロブロイ 母;メルロースウィート 母父;ヘクタープロテクター
2011年
1着:エリンコート 7人気 父;デュランダル 母;エリンバード 母父;Bluebird
2着:ピュアブリーゼ 8人気 父;Monsun 母;ピューリティー 母父;パントレセレブル
3着:ホエールキャプチャ 2人気 父;クロフネ 母;グローバルピース 母父;サンデーサイレンス
2012年
1着:ジェンティルドンナ 3人気 父;ディープインパクト 母;ドナブリーニ 母父; Bertolini
2着:ヴィルシーナ 2人気 父;ディープインパクト 母;ハルーワスウィート 母父;Machiavellian
3着:アイスフォーリス 9人気 父;ステイゴールド 母;リリウム 母父;クロフネ
2013年
1着:メイショウマンボ 9人気 父;スズカマンボ 母;メイショウモモカ 母父;グラスワンダー
2着:エバーブロッサム 5人気 父;ディープインパクト 母;サクラサクII 母父;デインヒル
3着:デニムアンドルビー 1人気 父;ディープインパクト 母;ベネンシアドール 母父;キングカメハメハ
2014年
1着:ヌーヴォレコルト 2人気 父;ハーツクライ 母;オメガスピリット 母父;スピニングワールド
2着:ハープスター 1人気 父;ディープインパクト 母;ヒストリックスター 母父;ファルブラヴ
3着:バウンスシャッセ 3人気 父;ゼンノロブロイ 母;リッチダンサー 母父;Halling
GI・JpnI での成績に注目
過去9年の優勝馬延べ9頭中、2008年のエイジアンウインズを除く8頭は、JRAのGI・JpnI で3着以内に入った経験のある馬だった。該当馬は3着内率25.0%と好走率も比較的高い。また、過去9年の優勝馬延べ9頭中、2007年のコイウタと2008年のエイジアンウインズを除く7頭は、JRAのGI・JpnI で単勝1番人気に支持された経験のある馬だった。こちらの該当馬は3着内率50.0%とさらに優秀な好走率をマークしている。過去の実績を比較する際は、JRAのGI で3着以内に入った経験のある馬や、1番人気に支持された経験のある馬に注目すべき。
東京・芝の重賞における成績も重要
過去9年の優勝馬延べ9頭中、2008年のエイジアンウインズを除く8頭は、東京競馬場で行われた芝の重賞で連対経験のある馬だった。該当馬は3着内率35.4%と、その経験がなかった馬を好走率で大きく上回っている。
なお、同じく過去9年の優勝馬のうち2008年のエイジアンウインズを除く延べ8頭は、東京競馬場で行われた芝の重賞で単勝2番人気以内となった経験のある馬だった。こちらも該当馬は3着内率37.2%と優秀だ。過去の実績を比較する際は、今回と同じ東京競馬場の芝の重賞で連対した経験のある馬や、上位人気に支持された経験のある馬も重視してみよう。
内枠に入った馬は要注意
過去9年の枠番別成績を調べると、3着内率が比較的高いのは「1枠」や「2枠」の馬だ。
昨年も、「2枠」のメイショウマンボ(単勝3番人気)が2着に、「1枠」のストレイトガール(単勝6番人気)が3着に好走している。ちなみに、単勝オッズが10.0倍以上だった馬の枠番別成績を調べると、「1、2枠」だった馬と「3~8枠」だった馬の連対率と3着内率にはより顕著な差がついていた。
たとえ前評判が低くても、内枠に入った馬にはしっかりと注目しておきたい。
6歳以上の馬が不振
過去9年の年齢別成績を調べると、「7歳以上」の馬は好走例がなく、「6歳」馬も連対例はなかった。
2007年9着のスイープトウショウ(6歳、単勝2番人気)、2009年8着のカワカミプリンセス(6歳、単勝2番人気)、2014年4着のホエールキャプチャ(6歳、単勝2番人気)など、上位人気に推された「6歳以上」の馬もいたが、いずれも好結果を残せていない。
桜花賞で連対していた馬が強い
過去6年の優勝馬延べ6頭は、いずれも年齢が「5歳以下」だった。また、この6頭は、3歳時に桜花賞で連対していた点や、東京競馬場で行われた芝の重賞で優勝経験があった点も共通している。年齢や過去の実績がポイントと言えるだろう。
JRA 今週の注目レース(第10回 ヴィクトリアマイル) より記事引用
個人的予想
◎ 06,ディアデラマドレ(牝5、美浦・角居 キングカメハメハ産駒)
○ 15,ヌーヴォレコルト(牝4、美浦・斎藤誠 ハーツクライ産駒)
▲ 02,カフェブリリアント(牝5、美浦・堀宣行厩舎 ブライアンズタイム産駒)
☆ 17,ショウナンパンドラ(牝4、栗東・高野厩舎 ディープインパクト産駒)
△ 04,レッドリヴェール(牝4、栗東・須貝尚介厩舎 ステイゴールド産駒)
△ 01,タガノエトワール(牝4、栗東・松田博厩舎 キングカメハメハ産駒)
△ 11,スマートレイアー(牝5、栗東・大久保龍志厩舎 ディープインパクト産駒)
△ 07,ケイアイエレガント(牝6、美浦・尾形充弘 キングカメハメハ産駒)
東京・芝コースに実績のある馬が優勢
過去10年の3着以内馬30頭中23頭は、東京・芝コースで行われた1000万下から上のクラスのレースで優勝経験のある馬だった。一方、その経験がなかった馬は3着内率8.9%と低調な成績に終わっている。過去の戦績を比較する際は、今回と同じ東京・芝コースのレースに実績がある馬を重視したい。
5歳馬が優勢
過去10年の年齢別成績を見ると、「5歳」馬が連対率25.0%、3着内率30.0%と比較的優秀な成績を収めている。出走各馬の年齢を比較する際は、「5歳」馬に注目すべきかもしれない。なお、年齢が「6~9歳」だった馬のうち、JRAのGI・JpnI かGII・JpnII で連対経験がなかった馬は3着内率9.3%と、その経験があった馬に比べて苦戦している。さらに、その経験がなかった馬は、2010年以降〔0・0・1・18〕とさらに好走例が減っている。JRAのGI・JpnI やGII・JpnII で連対経験のない「6歳以上」の馬は、割り引きが必要だろう。
近年は内外極端な枠に入った馬が不振
010年以降過去5年の枠番別成績を調べると、「1枠」と「8枠」の馬は好走例がなかった。それ以前は「1枠」や「8枠」の馬も活躍していたが、近年の傾向を重視するなら、内や外の極端な枠に入った馬は評価を下げるべきだろう。
高松宮記念の出走馬に注意
2010年以降の京王杯スプリングC出走馬の中で、同年の高松宮記念で9着以内に入っていた馬は延べ13頭いたものの、すべて4着以下に敗れている。高松宮記念でのレース内容や結果を評価され、当レースで上位人気に支持されていた馬も含まれている。なお、昨年の優勝馬レッドスパーダも前走で高松宮記念に出走していたが、同馬は17着に敗れていた。
JRA 今週の注目レース(第60回 京王杯スプリングカップ) より記事引用
2番人気~6番人気に注意
1番人気は非常に弱いが、2番人気~6番人気はトータル[6-8-7-29]で複勝率42.0%と対照的に強い。
人気薄での注目馬
人気薄で注目したいのが「前走芝1400m戦出走馬」で、7番人気以下で好走した7頭のうち、じつに4頭までがここに集中している。
前走芝1400m戦出走馬
・ダンスディレクター 2015/02/21 斑鳩S(1600万下)(京都) 馬番 9 1人気 1着
・ダンスアミーガ 2015/04/11 サンスポ杯阪神牝馬S(G2)(阪神) 馬番13 8人気 8着
東京・芝コースで行われた1000万下から上のクラスのレースで優勝経験のある馬
過去10年の3着以内馬30頭中23頭は、東京・芝コースで行われた1000万下から上のクラスのレースで優勝経験のある馬だった。
・ダイワマッジョーレ(牡6) 2013/05/11 京王杯スプリングC(G2)芝1400、2012/10/21 甲斐路S(1600万下)芝1400
・エールブリーズ(牡5) 2014/11/09 奥多摩S(1600万下)芝1400、2013/11/16 奥多摩S(1600万下)芝1400
・ヴァンセンヌ(牡6) 2015/02/08 東京新聞杯(G3)芝1600、2014/11/29 エクセレントJT(1000万下)芝1600
・オメガヴェンデッタ(セ4) 2015/02/15 雲雀S(1600万下)芝1400
・サクラゴスペル(牡7) 2012/11/03 奥多摩S(1600万下)芝1400、2012/02/12 雲雀S(1600万下)芝1400、2012/01/29 立春賞(1000万下)芝1400
・プリンセスメモリー(牝8) 2013/11/10 オーロC(OP)芝1400、2011/11/19 国立特別(1000万下)芝1400
・インプレスウィナー(牡8) 2012/11/10 オーロC(OP)芝1400、2012/04/29 晩春S(1600万下)芝1400、2011/04/23 フリーウェイS(1600万下)芝1400、2010/01/31 クロッカスS(OP)芝1400
個人的予想 ※枠順決定後に変更あり
◎ 09、サトノルパン
○ 15、ヴァンセンヌ
▲ 11、サクラゴスペル
☆ 02、ダンスディレクター
△ 13、ダイワマッジョーレ
△ 08、オメガヴェンデッタ
△ 05、タガノブルグ
△ 17、クラリティシチー
波乱傾向が強い、NHKマイルカップ。過去10年でふたケタ人気馬が10回、17番人気以下が3回も馬券に絡んでいるというレース。
・コースの要所!
★枠番の内外での成績差は小さいが、やや内枠有利&外枠不利の傾向にある。
★脚質はハッキリと差し優勢。勝つのは差し脚質が圧倒的に多く重視が基本。
・レースの要所!
★近年は大波乱の連続も1番人気馬だけは高信頼度。基本的に「買い」の方向で。
★距離延長組は大幅割引。逆に距離短縮組は非常に強く、必ず押さえるべき。
★馬体重の軽い馬が激走する傾向アリ。大型馬は人気サイドなら信頼度アップ。
・好走の必要条件
過去10年の連対馬20頭のうち17頭までが「前走重賞1着または着差0秒5以内」であったという点を重視。
「距離短縮組」もしくは「ニュージーランドTを人気で好走」してきた馬で、瞬発力のある脚質&血統
個人的予想
◎ アヴニールマルシェ ディープ産駒のマイル戦。東京芝実績もあり。
○ グランシルク 中山であの位置から2着まで来るのだから、瞬発力だけなら間違いなくナンバーワン。
▲ ミュゼスルタン 長期休養明けをひと叩きされ、上積みが大きそう。前走も最速上がり。
☆ アルビアーノ スタートセンス、競馬センスが抜群。逃げてさらに速い脚を使える
△ アルマワイオリ
△ ヤマカツエース
△ クラリティスカイ