開成調教師の仕事

開成調教師の仕事 開成調教師の仕事
(2014/02/14)
矢作 芳人
価格:¥ 1,620 (税込) 通常配送料無料
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【商品の説明】
2012年の日本ダービーをディープブリランテで制し、79代ダービートレーナーに輝いた矢作芳人調教師による仕事論。名門・開成高校出身という経歴から『開成調教師』の異名をとる著者は、どん底のスタートからいかにして現在の地位を築いたのか?
序章 現代の調教師像
今の若手調教師は怖くない/競馬界に革命を起こした森調教師/調教師はゼネラルマネージャーである
第1章 牧場編 仕入れの実態
「クラブならば、やらせてください」/オーナーの手を挙げさせる調教師と手を下ろさせる調教師/1分の1で当てる難しさ。番長・三浦大輔オーナーの場合/「走る馬をください」「走る馬ぁ?」ある牧場主との忘れ得ぬワンシーン/なぜ、矢作厩舎には個人馬主が多いのか?
第2章 厩舎編 人作りの極意
「岩田騎手で折り合うように馬をつくるのがお前らスタッフの仕事だろう」/「もう、乗らんでいい! 」大きな賭けだった岩田騎手への叱責/矢作厩舎には定年以前に辞めた人間が一人もいない/ダメな奴に共通する言い訳
第3章 競馬場編 勝ち続けられる理由
勝率へのこだわりは自己満足に過ぎない/中1週は厳しいローテーションではない/藤田騎手のエージェント批判にもの申す/「マイルのバクシンオー」グランプリボス/「ここで勝ちたいのか、それとも5着以内に入りたいのか」
終章 これからの競馬界
オープン馬は2.5倍ルールから外すべき/日本人の気質には、旧裁決制度の方が合っている/「成功した社会主義」は打破していかなければならない
※上記は章立ての一部です。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
矢作/芳人
1961年生まれ。名門・開成高校出身という異色の経歴を持つJRA調教師。2005年の開業以来、着実に成績を伸ばし、2008年にJRA史上最速での通算100勝を達成(当時)。2009年に関西リーディングを獲得すると、翌2010年にグランプリボスで朝日杯フューチュリティステークスを制してG1初勝利。そして、2012年にはディープブリランテで日本ダービーを制し、ダービートレーナーの称号を手に入れた。主な管理馬は、ディープブリランテ、グランプリボス、スーパーホーネット、タイセイレジェンド、ダイワマッジョーレ、ヘニーハウンドなど。横浜DeNAベイスターズ三浦大輔投手の愛馬・リーゼントブルース、リーゼントロックも同厩舎に所属。

【目次】
序章 現代の調教師像(現代の調教師に求められる“仕事”とは?
“スーパー調教師”矢作和人から感じた“凄み”と“限界” ほか)
第1章 牧場編 仕入れの実態(馬房数12での船出。入厩馬のレベルアップという命題
新人調教師にとってセレクトセールの存在が追い風に ほか)
第2章 厩舎編 人作りの極意(天下を狙うためには、優秀な番頭が不可欠
旅行先の空港で受けた岩田騎手からの電話 ほか)
第3章 競馬場編 勝ち続けられる理由(勝率へのこだわりはただの自己満足に過ぎない
中1週は厳しいローテーションではない ほか)
終章 これからの競馬界(オープン馬は2・5倍ルールから外すべき
馬房削減や自ブロック制では、根本的な解決は望めない ほか)

【登録情報】
単行本(ソフトカバー): 219ページ
出版社: ガイドワークス (2014/2/14)
言語: 日本語
ISBN-10: 4865350225
ISBN-13: 978-4865350227
発売日: 2014/2/14
商品パッケージの寸法: 18.8 x 13 x 1.5 cm
【カスタマーレビュー】
読者口コミ評価・感想業界屈指のイノベーター
著者の作品はすべて読んでいます。確かに前著と内容が重複するところはありますが、一貫した姿勢に好感が持てますし、エピソードも増えているので買って損はないと思います。
著者自身が「調教師は中小企業のトップ」というように、まさに彼の仕事は経営者そのものと思います。そしてその経営スタイルは非常に合理的であり、「競馬」や「調教師」という狭い世界ではなく、広くビジネスマンにも参考となるような考え方・姿勢だと感じます。
私も昔はずいぶん競馬に親しんだものでしたが、いまではすっかりご無沙汰になりました。
著者のような、イノベーターが活躍し、業界が活性化することを望んでいます。
今後の著者の「仕事」っぷりも楽しみです。

読者口コミ評価・感想なぜ勝てるのか、なぜ結果を出しているのかが分かる
既刊『開成調教師』よりも内容はかなり充実している。作中で矢作師が指摘するように若干重複する部分もあるが、それは同師の仕事ぶりがブレていない証左。競馬ファンなら買って損はないと思う
馬券のみならず、一口馬主という形で競馬を楽しんでいる立場からすれば、第1章の「牧場編 仕入れの実態」は参考になった。いかに回収し、利益を生むか。(当然だが)高馬が必ずしも走るわけではなく、重要なのはバランスという。作中にあるデビュー前種牡馬の活躍を見抜くくだりはさすがの相馬眼というべきか。馬産地・日高の人脈の豊富さなども興味深かった
ほかにもディープブリランテとの出会いから岩田騎手との「確執」を乗り越えての日本ダービ-制覇、信頼する厩舎スタッフへの思い、徹底的に勝ちにこだわる番組選択、(すでにお馴染みとなった?)JRAへの批判・提言など、どれも読み応えあり

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