前走の条件と内容に注目
過去10年の前走の馬場別成績を調べると、前走で「芝」のレースに出走していた馬は優勝がなく、3着内率も4.9%にとどまっている。「芝」のレースからの臨戦馬は評価を下げるべきだろう。
⇒ マイネルサクセサー
また、前走が「ダート」のレースだった馬について、そのレースの条件別に成績を調べると、前走が「500万下」だった馬は3着内率12.2%とやや苦戦している。一方、前走が「地方、海外の重賞」だった馬は3着内率53.3%と堅実。なお、前走がダートの「500万下」だった馬(すべて前走の着順は1着)のうち、そのレースの2着馬とのタイム差が「0秒3以内」だった馬は、いずれも4着以下に敗れている。500万下を勝ち上がってきたばかりの馬に関しては、2着馬との着差が「0秒4以上」だった馬を高く評価すべきだろう。
500万下を勝ち上がって2着馬との着差が「0秒4以上」だった馬
⇒ ダイワインパルス(0.6)、ピンストライプ(0.6)
さらに、前走がダートの「1000万下」・「オープン特別」・「地方、海外の重賞」だった馬のうち、そのレースの着順が「5着以下」だった馬は3着内率3.1%と苦戦している。前走が格の高いレースであっても、そのレースで「5着以下」に負けていた馬は評価を下げたい。
⇒ イーデンホール、タップザット、ブチコ、マイネルオフィール
前走で先行していた馬は堅実
過去10年の優勝馬10頭中7頭は、前走がJRAのダートのレースで、そのレースの4コーナーを「3番手以内」で通過していた。該当馬は連対率25.6%、3着内率32.6%と好走率も高い。前走がJRAのダートのレースだった馬を比較する際は、そのレースでの位置取りにも注目。
キャリア豊富な馬は割り引き
過去10年の出走馬の通算出走回数別成績を調べると、「9回以上」の馬は優勝例がなく、3着内率も6.8%にとどまっている。キャリアが豊富な馬は評価を下げるべきかもしれない。
⇒ イーデンホール、ピンストライプ
前走の内容や出走回数がポイント
過去10年の優勝馬10頭は、いずれも前走の着順が4着以内で、そのレースの4コーナーを5番手以内で通過していた。なお、2008年以降に限れば、前走の4コーナーの通過順が4番手以下だった馬の優勝例はない。また、この10頭は通算出走回数が8回以下だった点も共通している。
[ユニコーンステークスデータ]
○2番人気以内(6-6-2-6)
○単勝オッズ4.9倍以内(6-5-0-4)
△8番人気以下(0-0-3-85)
△単勝オッズ50.0倍以上(0-0-1-63)
×牝馬で5番人気以下(0-0-0-13)
×前走ダートで5着以下(0-0-0-31)※海外除く
○前走重賞・OP特別で1番人気(4-4-2-6)
△前走10番人気以下(0-0-1-38)
△前走条件戦だった馬で当日5番人気以下(0-0-2-39)
×前走着差2.0秒以上負け(0-0-0-18)
×前走芝だった馬で当日7番人気以下(0-0-0-25)
JRA 今週の注目レース(第20回 ユニコーンステークス) より一部記事引用
個人的予想
◎ ノンコノユメ
○ アルタイル
▲ ゴールデンバローズ
☆ アキトクレッセント
△ ラインルーフ
△ ノボバカラ
△ ダイワインパルス
△ タップザット
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