前走が桜花賞だった馬が断然
前走のレース別に成績をまとめてみると、過去10年の連対馬20頭のうち14頭は、前走が「桜花賞」だった。その他では、「フローラS」組から8頭の3着以内馬が出ているが、優勝したのは2010年のサンテミリオン(アパパネと1着同着)だけとなっている。また、「スイートピーS]、「忘れな草賞」組からもそれぞれ優勝馬が1頭ずつ出ているが、全体的にみると「桜花賞」組が断然と言えるだろう。次に、前走が「桜花賞」だった76頭を対象に、桜花賞での着順別に成績をチェックすると、該当馬の中で3着以内に入った18頭中15頭は、桜花賞で4着以内に入っていた。好走率を見ても、「4着以内」だった馬は「5着以下」だった馬を大きく上回っている。桜花賞での着順が上位だった馬ほど好成績を残す傾向にあるようだ。
重賞で2、3着に入ったことがある馬に注目
過去10年のオークスでは「同年3月以降の重賞で2、3着に入ったことがある」という馬が、2007年を除いたすべての年で連対している。今年も3月以降に重賞で上位を争った経験のある馬が出走してきたら、注目してみるのも面白いだろう。
3走前までに単勝2番人気で勝利したことがある馬が5連勝中
過去5年のオークスでは、「3走前までに単勝2番人気で勝利」したことのある馬が優勝を飾っている(2010年にアパパネと1着同着となったサンテミリオンは該当せず)。今年もそういう成績を残している馬が出走してきたら、マークしておくことをおすすめしたい。
JRA 今週の注目レース(優駿牝馬(第76回 オークス) より記事引用
内枠有利・外枠不利の傾向
脚質的には、圧倒的に差し優勢(勝率、連対率、複勝率のどれも差し脚質がトップ)
ただし、先週のヴィクトリアマイルの結果を考えると内枠の先行勢も要注意。
2010年以降のオークスで産駒が3頭以上馬券になった種牡馬はディープインパクトとゼンノロブロイ。
▼ゼンノロブロイ産駒
2011年、2着:サンテミリオン
2011年、3着:アグネスワルツ
2014年、3着:バウンスシャッセ
⇒ 今年の該当馬;ペルフィカ
▼ディープインパクト産駒(過去のオークスで馬券になったディープ産駒はすべて前走桜花賞かフローラSで連対)
2012年、1着:ジェンティルドンナ
2012年、2着:ヴィルシーナ
2013年、2着:エバーブロッサム
2013年、3着:デニムアンドルビー
2014年、2着:ハープスター
⇒ 今年の該当馬;クルミナル
▼過去の母父ヌレイエフ系の出走馬は3頭のみ(連対率100%)
・フサイチパンドラ(2006年、3着)母父;Nureyev
・ピュアブリーゼ(2011年、2着)母父;パントレセレブル(父;Nureyev)
・ヌーヴォレコルト(2014年、1着)母父;スピニングワールド(父;Nureyev)
ちなみに
・デニムアンドルビー(母母父;Nureyev)
・ヴィルシーナ(母母父;Nureyev)
今年、出走予定のヌレイエフ系の出走馬
・ミッキークイーン(母父父父;Nureyev)
3走前までに単勝2番人気で勝利したことがある馬が5連勝中
今年の該当馬
・シングウィズジョイ(前走;フローラS、前々走;君子蘭賞)
・クイーンズリング(3走前;菜の花賞)
・キャットコイン(前々走;クイーンC)
・コンテッサトゥーレ(3走前;紅梅S)
・ペルフィカ(3走前;こぶし賞)
・ルージュバック(3走前;百日草特別)
注:ディアマイダーリン(ハーツクライ産駒)
2走前のフラワーCで、アルビアーノと僅差(着差0.2)のレース
フローラSでシングウィズジョイと(着差0.0)の2着
東京コース(2,1,0,0)と実績あり
個人的予想
◎ 10,ミッキークイーン(父ディープインパクト、母父Gold Away )
○ 17,クルミナル(父ディープインパクト、母父キャンディストライプス)
▲ 05,シングウィズジョイ(父マンハッタンカフェ、母父シンボリクリスエス)
☆ 06,クイーンズリング(父マンハッタンカフェ、母父アナバー)
△ 04,ココロノアイ(父ステイゴールド、母父デインヒル)
△ 07,キャットコイン(父ステイゴールド、母父ストームキャット)
△ 14,ルージュバック(父マンハッタンカフェ、母父オーサムアゲイン)
△ 01,レッツゴードンキ(父キングカメハメハ、母父マーベラスサンデー)
△ 18,ディアマイダーリン(父ハーツクライ、母父Kingmambo)
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