勝負師の極意 (2013/10/02) 武 豊 価格:¥ 1,008 (税込) 通常配送料無料 勝負師の極意 – 商品詳細を見る ディープインパクト、オグリキャップ、スペシャルウィーク、エアグルーヴ、そしてキズナ。名馬との物語を通して勝負とは、人生とはを語り尽くす。 |
【商品の説明】
ダービー5勝、通算3500勝超えと前人未踏の記録を打ち立ててきた騎手・武豊。
数々の栄光の陰には、どんなプレッシャーにも立ちむかう勝負師として一流の考え方、身の処し方がある。
栄光、そしてスランプ、再起・・・・・・どんな場面でも自分を貫く武豊のスタイルは働く男たちにも大きなヒントになる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
武/豊
1969年3月15日生まれ。滋賀県出身。1987年3月1日に騎手デビュー。1988年の菊花賞をスーパークリークで制してG1初勝利を挙げる。以後、オグリキャップ、サイレンススズカ、スペシャルウィーク、ディープインパクトなど数々の名馬に跨りビッグレースを制してきた。2013年5月26日、第80回日本ダービーをキズナで勝利しダービー通算5勝の金字塔を打ち立てた日本を代表するジョッキー
【目次】
勝負師の極意 前編(我慢することの難しさ、大切さ
やる前にどうなるか心配するより、まずはやってみる
大きな勲章を掴むためには冒険も必要
ディープインパクトとの菊花賞で感じたプレッシャー
どんな強敵が相手でも勝利するための方法 ほか)
特別対談 武豊×伊集院静「勝負師として、大人の男として」
勝負師の極意 後編(勝つよりも、負けて学ぶことのほうがはるかに多い
どんなことにも、必ずチャンスはある!
プレッシャーは“感じていないように見せる”のが大事
不運を幸運に変えるのは難しいが、不可能ではない
語学力に不安があっても、まずは世界に飛び出そう ほか)
【登録情報】
新書: 208ページ
出版社: 双葉社 (2013/10/2)
言語: 日本語
ISBN-10: 4575305766
ISBN-13: 978-4575305760
発売日: 2013/10/2
商品パッケージの寸法: 17.2 x 11 x 2.2 cm
【カスタマーレビュー】
天才と呼ばれた騎手の勝負師としての考え方
藤田騎手の『騎手の一分』のような問題提起とともに自分の考えを主張するような書き方とは異なり、エッセイ集のような雰囲気です。前出のように、週刊誌の連載を大幅に加筆・修正したもの、とのことです。
武豊騎手自身が騎乗した競走馬とそれにまつわる過去のレースを振り返りながら、勝負師としてどのように取り組んだかが綴られています。武豊騎手のことですから、著名な競走馬が出てきます。私的にはこれだけでは物足りないですけど・・・。その中の一つとして、(著名馬と言っていいのか分かりませんが・・・)弥生賞で勝利した競走馬の一頭について回顧しています。当時のレースを見ていましたが、ジリ脚の馬をこうやって勝たせるのか!とすごく興奮した記憶があります。
常にどうすれば勝てるかを考え、どんなレースでも必ず勝つチャンスがあり、弱点があっても前向きにプラス思考で勝利に導くことを考える、勝負師としてのプロ意識を感じました。この本は、全体を通して、天才肌だと言われていた武豊騎手が実は事前にレースの組み立てをいくつも考え用意周到にレースに挑んでいることが述べられている所がとても印象的でした。
武豊騎手にはもっと取り上げて語って欲しい競走馬がいるので、個人的には第2集を期待したいです!
キズナ凱旋門でもその心を見ました
本書を2013年凱旋門賞の日に見つけ読了しました。
「勝ち以外は2着も最下位も同じ」そしてその覚悟について感銘を受けました。2着や3着でも馬券には関わるので場合によってはファンへの恩返しになるのに、そこまでの覚悟で騎乗しているとは・・・と思い、単勝派の私としては「さすが」の一言しか出てきませんでした。また、まさにその言葉通りの騎乗を凱旋門賞でしている姿には、ここ数年の経緯もあり感動すら覚え、(実際にはオルフェーブルの大ファンの私が)直線では武豊-キズナの応援しかしていませんでした。コラムを基にした本ですので、すぐに読めますので是非とも競馬場へ行く際にでも読んで、勝負師の心を理解していただければと思います。
ファン必見
最近ファンになったおばさんです。が、デビュー当時から ずっと変わらないスタンスがよく感じられます。
文章もわかりやすく 引き込まれて、一気に読んでしまいました。
人間・武豊
週刊誌の連載を集め(加筆)したコラム集。
数多の名勝負を繰り広げて来た武氏の「勝負の極意」の数々。
様々な名馬との思い出や、その時のレースはどう考え、どう乗ったかを氏自身が解説をしているところが興味深い。
古くはスーパークリークから最新のキズナまで・・・その中でも、やはり、伝説のオグリ、ラストランはどうだったのか?
偶然か、故意なのかの物議を醸したシャダイカグラの桜花賞・・・そして何より、氏はよく「天才」と称される事が多いが、単に「天賦の才能」だけで乗っているわけではなく、いかに様々な展開や勝つための方法を考え、マイナスイメージを封印し、プレッシャーを楽しみながら乗っている・・・事がよく判り単なる「天才」ではない、1人の「人間・武豊」が垣間見えるところが本書の最大の魅力であろう。文字も大きめで大変に読みやすく、氏のユーモラスな面もふんだんに散りばめられていて、競馬ファン、武豊ファンには大変興味を持って読めることであろう。
ごく普通の競馬エッセイだけども
馬券本ではありません。青い鳥は武豊寄りだから面白く読めたけども。
書き下ろしではなく、男性週刊誌「週刊大衆」連載分をまとめたもの。
字も大きめで文章も優等生っぽくそつがなく、一気に読めてしまったよ。
これは青い鳥が「武豊」を嫌いじゃないからというのもある。アンチ武豊にはどうだろう?
内容はタイトルほど大げさなものじゃない。
武豊をして、この馬にはどうやっても勝てないと言わしめたのがナリタブライアン
メジロマックイーンにも触れられているが、ここまで書くならあの有名な降着にも言及してほしかったというのが正直な思い。あたりさわりのないことしか書いていない。文章が拙いのはしかたない。文章で飯を食ってるわけじゃないから、それは当然と言えば当然。でも・・・
サダムパテックのマイルチャンピオンシップ
キズナのダービー
レースで魅せた感動がもっともっと伝わってくるような本だったら。意地悪な見方をすれば「現役騎手によるごく普通の競馬エッセイ」だけど、馬券の役には猫の手ほども役に立たないが、こんな本があってもいい。ただし、武豊が好きな人に限る。
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