京都新聞杯(G2・京都芝2200m)2015年5月9日(土)

上位人気馬が優勢
過去10年の京都新聞杯では、単勝3番人気以内に支持された馬が9勝と、上位人気馬が活躍中だ。2着には「6~9番人気」の馬が5頭入るなど、伏兵馬が2・3着に食い込むケースも目立っている。ただし、「10番人気以下」の馬からは連対馬が出ておらず、3着に入ったのも2頭だけとなっている。

枠番別の成績に特徴あり
過去10年の京都新聞杯の枠番別成績を調べてみると、「7枠」と「8枠」の成績がいまひとつとなっている。また、「1枠」からも優勝馬が出ておらず、内と外の極端な枠に入った馬は苦戦する傾向にあるようだ。

前走のレース別成績にも注目
過去10年の前走のレース別成績を調べてみると、前走が「皐月賞」だった馬が比較的高い好走率をマークしている。それに対し、「GII・JpnII」から臨んで優勝したのは、2006年のトーホウアランだけだ。なお、前走が「500万下」だった馬も上々の成績を残しているが、前走が「500万下」だった馬の成績を、そのレースの距離別にまとめてみると、京都新聞杯で優勝しているのは「2200m以上」のレースに出走していた馬だけだった。

上位人気に支持されたレースでの成績をチェック
過去10年の京都新聞杯では、「4走前までに単勝1~3番人気で4~6着に敗れていた」という馬が、出走馬の中に該当する馬がいなかった2006年を除いたすべての年で連対している。たとえ敗戦していたとしても、上位人気に支持されていたという事は、その素質が高く評価されていたと言えるはず。前記した条件にあてはまる馬がいたら、狙ってみるのも面白いだろう。

JRA 今週の注目レース(京都新聞杯) より記事引用

好走の必要条件
前走で新馬や未勝利を勝ち上がったばかりの馬は[0-0-2-30]。
前走で皐月賞や毎日杯など重賞に出走していた組については、継続騎乗であれば「買い」。乗り替わりの場合は、単純に当日3番人気以内であれば買い。
ふたケタ人気馬が[0-0-2-59]と大苦戦、馬番12番~18番が[0-0-2-40]と思いっきり不利である。

脚質はハッキリと差し優勢。勝つのは差し脚質が圧倒的に多く重視が基本。
過去10回上がり3F5位以内を記録した馬は[10-7-9-26]複勝率50.0%、複勝回収率158%
切れ味勝負に強いディープインパクト産駒が5番人気以内で出走した場合が[2-1-2-2]複勝率71.4%、複勝回収率144%と好成績で、近3年は毎年馬券に絡み馬券圏内9頭中5頭を占めている。

個人的予想
◎ 04、サトノラーゼン   乗り替わり (ディープインパクト産駒)
○ 12、シュヴァルグラン  継続騎乗 (ハーツクライ産駒、毎日杯5着)
▲ 01、ポルトドートウィユ 継続騎乗 (ディープインパクト産駒(母母父トニービン ))
☆ 15、アルバートドック  継続騎乗 (ディープインパクト産駒、毎日杯4着)
△ 09、スピリッツミノル  継続騎乗 (ディープスカイ産駒、皐月賞9着)
△ 03、トーセンバジル   乗り替わり (ハービンジャー産駒)
△ 01、ダノンリバティ   乗り替わり (キングカメハメハ産駒、皐月賞8着)

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